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OPECプラス 追加減産合意できず 複数加盟国が自主的追加減産へ - nhk.or.jp

サウジアラビアが主導するOPEC=石油輸出国機構と、ロシアなどの非加盟の産油国でつくるOPECプラスは30日、オンラインで閣僚会合を開きました。

会合は当初、26日に開かれる予定でしたが、原油価格を下支えしようと追加減産を目指すサウジアラビアに対してアフリカの一部の国が難色を示したと伝えられ、会合が30日に延期されていました。

会合の結果、OPECプラスとしては追加減産で合意できず、現状の協調減産の規模を維持することを決めました。

一方、サウジアラビアやイラクなど複数の加盟国が、来年1月から3月末まで、1日あたり合わせて220万バレルの自主的な追加減産に踏み切ると明らかにしました。

このうち、▽サウジアラビアは、1日あたり100万バレル、▽ロシアが1日あたり50万バレルの追加減産を行うなどとしています。

原油価格は世界経済の減速懸念などを背景に下落傾向となっています。

OPECプラスが一致した行動に踏み切れなかったことで原油市場にどのような影響が及ぶのかが注目されます。

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