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今日の株式見通し=買い先行、2万8000円トライ 一巡後は上値重い - ロイター (Reuters Japan)

[東京 1日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、買い先行の展開が予想されている。前週末の米株高を好感し、朝方は堅調に推移するとみられている。節目の2万8000円をトライする場面も予想される一方で、同水準近辺では利益確定売りが出やすく、買い一巡後は上値の重い展開になりそうだ。ドル/円相場の円高基調が続いていることに加え、米株先物の軟調推移が重しになるとの指摘も出ていた。

日経平均の予想レンジは2万7700円─2万8000円。

前週の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇した。アップルやアマゾン・ドット・コムの明るい業績見通しを好感し、S&P総合500種とナスダック総合は2020年以来の大幅な月間上昇率を記録した。

きょうの日本株は、前週末の米株高の流れを引き継ぎ、朝方は堅調にスタートする見通し。心理的節目の2万8000円を試す場面もありそうだという。ただ、先週は2万8000円を回復する動きがみられた一方で、同水準での定着には至らず、「(2万8000円近辺では)利益確定売りも出やすくなるのではないか」(みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト・三浦豊氏)との声が聞かれた。

足元のドル/円は133円台前半と円高傾向になっているほか、米株先物が軟調で、相場の重しになるとの見方が出ていた。

三浦氏は「米国の主力企業の決算はほぼ終わり、米株は次の買い材料がない状況」と指摘。今晩の米株安も警戒され、「日経平均は買い一巡後、マイナス圏に沈む可能性もありそうだ」と話した。

主なスケジュールでは、国内では7月国内新車販売が公表されるほか、ANAホールディングス、日本航空、三越伊勢丹ホールディングスなどが決算発表を行う予定。

海外では、中国で7月製造業PMI(財新)、ユーロ圏で6月失業率(統計局)、米国で7月ISM製造業景気指数(ISM)などが公表予定となっている。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均     27801.64 29388.16 24681.74

-13.84 2022/01/0 2022/03/0

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シカゴ日経平均先物当限 27940(円建て)

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