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米新規失業保険申請件数、前週比1000件減の19.1万件-予想19.7万件 - ブルームバーグ

米国では先週、新規の失業保険申請が予想外に減少した。減少は2週連続。雇用主が人員削減に消極的で、労働市場が依然タイトな環境にあることが浮き彫りとなった。

キーポイント
  • 米新規失業保険申請件数(18日終了週)は前週比1000件減の19万1000件
    • エコノミスト予想の中央値は19万7000件への増加
    • 前週は19万2000件
  • 継続受給者数(11日終了週)はほぼ変わらずの169万人
US Jobless Claims Fall for Second Week | Applications for benefits declined slightly to 191,000

上段:新規失業保険申請件数の推移、下段:継続受給者数の推移

出所:米労働省

  今回の統計は、過去1年の米利上げをよそに、労働市場がおおむね堅調さを維持してきたことを示している。失業保険申請件数は歴史的な低水準付近で推移し続けており、雇用の創出は依然力強い。

  ただアマゾン・ドット・コムやメタ・プラットフォームズなど、人員削減を発表する企業が増えており、いずれは失業保険申請の統計にもそうした削減が反映されると市場はみている。

  一方、最近の銀行破綻が労働市場に与える影響はまだ不明だ。ただ、貸し出し基準の厳格化と借り入れコスト上昇により経済が圧迫される可能性は高い。

  変動の少ない失業保険申請の4週移動平均は、やや減少し19万6250件。

  季節調整前ベースでは、申請件数は21万3425件に減少。州別ではカリフォルニア、イリノイ、ニューヨークで大きく減った一方、インディアナでは大幅増となった。

原題: US Jobless Claims Unexpectedly Decline for a Second Week(抜粋)

(統計の詳細や背景を追加し、更新します)

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