大手回転寿司チェーンの「くら寿司」は来月から1皿110円の定番商品を115円に値上げすると発表しました。創業以来初の値上げとなります。
くら寿司が値上げを発表したのは、「極み熟成まぐろ」や「サーモン」など1皿110円（税込）の定番商品です。来月1日から5円値上げして、1皿115円（税込）となります。
世界的な水産物の需要の高まりや急激に進む円安などを背景に水産物の仕入れ価格が高騰するほか、エネルギー価格や包材費の高騰によりコストが上昇していることが値上げの理由だとしています。
くら寿司は「現在のコストの高騰に対して、企業努力だけで吸収するには非常に困難な状況にある」とコメントしています。
一方、これまで1皿220円（税込）で販売していた高価格帯の「できたてシリーズ」については55円値下げし、1皿165円（税込）で販売するとしています。
回転寿司チェーンでは、業界最大手の「スシロー」も来月1日から定番商品の値上げを発表しています。
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