24日の東京株式相場は4日続伸。米半導体メーカーの エヌビディアが日本時間早朝に発表した売上高見通しは市場予想を上回り、電機や精密機器といった関連銘柄に好感した買いが入っている。海外の経済指標を受けた金利低下も追い風だ。
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人工知能(AI)向け需要の拡大を示す売上高見通しを公表したエヌビディア株は時間外取引で急伸した。野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジストは、日経平均株価への寄与度が高いハイテク銘柄にエヌビディアの決算を好感した買いが入りやすいと話す。値がさ株の 東京エレクトロンや アドバンテストなどが高い。
米欧でPMI(購買担当者指数)が総じて市場予想を下回り、利上げ停止観測から金利が大幅に低下したことも好材料なっている。金利が下がることで、ハイテクなどのグロース(成長)株に割安感が生じやすくなる。
半面、自動車やゴム製品株は安い。SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストは海外景気の悪化に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会合で25日に講演するのを控えて投資家は様子見姿勢を取りやすいため、影響が出ていると述べた。
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