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ユーロ圏経済活動、8月も一段と鈍化-サービス業が縮小に転じる - ブルームバーグ

ユーロ圏民間部門の経済活動は8月に一段と縮小した。これまで拡大を維持してきたサービスセクターも縮小に転じ、製造業に続いた。

  S&Pグローバルが23日発表した8月のユーロ圏HCOB総合購買担当者指数(PMI)速報値は47と、拡大と縮小の境目を示す50をさらに大きく下回り、ブルームバーグの調査に答えた全てのエコノミストの予想も下回った。サービスセクターの縮小は昨年末以来。市場予想では拡大が見込まれていた。

Euro-Area Activity Signals Quickening Downturn

 

  国別ではドイツが特に低迷し、総合PMIは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が深刻だった2020年5月以来の低水準となった。

  HCOB(ハンブルク商業銀行)のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は、「ユーロ圏のサービスセクターは残念ながら、低迷する製造業に合わせるように不振の兆候を示している」と述べ、「サービス企業は昨年末以降で初めて活動の縮小を報告し、製造業の生産は再び落ち込んだ」と続けた。

  同氏は統計内容から7-9月(第3四半期)のユーロ圏経済は0.2%の縮小が示唆されると指摘した。4-6月期は0.3%の拡大だった。

  PMIの発表を受けて欧州債は値上がり。ドイツ債の利回りは一時12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。市場が織り込む9月の欧州中央銀行(ECB)の0.25ポイント利上げ確率は40%と、発表前の55%から低下した。

原題: Euro Area’s Worsening Downturn Fuels Bets on ECB September Pause Euro-Area Downturn Quickens as Service Activity Starts Shrinking

(抜粋)

(詳細を加えて更新します)

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