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米GDP、4-6月改定値は前期比年率2.1%増-予想2.4%増 - ブルームバーグ

4-6月(第2四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値から下方修正された。個人消費は上方修正となったものの、設備投資の下方修正が全体の数字に響いた。

キーポイント
  • 米実質国内総生産(GDP)改定値は、前期比で年率2.1%増加
    • 速報値の2.4%増からは下方修正
    • 改定値のエコノミスト予想中央値は2.4%増
    • 前四半期は2%増
  • 個人消費の改定値は1.7%増
    • 速報値の1.6%増から上方修正
    • エコノミスト予想中央値は1.8%増
US GDP Revised Lower | Economic growth was revised down on less business investment, inventories

棒グラフ:米GDP、折れ線グラフ:個人消費(いずれも前四半期比、季節調整済み)

出所:米経済分析局

  別の主要指標である国内総所得(GDI)は過去2四半期に減少が続いていたが、4-6月は0.5%増加。GDPとGDIの平均値は1.3%増と、ほぼ1年ぶりの高い伸びとなった。全米経済研究所(NBER)で景気循環の日付認定に当たる委員会は同平均値を注視している。

  労働市場の持続的な強さと堅調な消費に支えられ、米経済は前進を続けている。7-9月(第3四半期)も個人消費を推進力に成長が加速すると広く見込まれている。

  こうした力強い傾向を受け、多くのエコノミストはリセッション(景気後退)予想を後退させるか、あるいは完全に撤回している。一方で経済活動が持続的に加速すれば、インフレ率の低下を確実にすべく、米金融当局が景気により強いブレーキをかけざるを得なくなる可能性もある。

  4-6月の企業利益(調整後、税引き前)は0.4%減少。金融機関の利益減少を反映する格好となった。

 米金融当局が注目するインフレ指標は速報値から下方修正。食品とエネルギーを除いた個人消費支出(PCE)コア価格指数は前期比年率3.7%上昇と、過去2年余りで最も低い伸びにとどまった。  

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: US Economy Expands at Revised 2.1% Pace in Second Quarter(抜粋)

 

(統計の詳細をさらに追加します)

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