Search

TOPIXが一時バブル崩壊後の高値、月初の買い-東証全33業種上昇 - Bloomberg - ブルームバーグ

1日の東証株価指数(TOPIX)は取引時間中でバブル崩壊後の戻り高値を付けた。高値更新は1カ月ぶり。株式市場では、月が変わり新規資金が流入しているとの指摘がある。東証33業種は全てが値上がりしている。

  • TOPIXの午前終値は前日比0.9%高の2352.58
  • 日経平均株価は0.6%高の3万2820円80銭

  月初のため、リバランス(資産の再配分)の需給要因が出ているとの見方がある。楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長は「中国で不動産や景気への懸念が根強い中、流動性などを考えると中国株から日本株に代替投資が向かう可能性がある」と語った。

  ピクテ・ジャパンの松元浩運用・商品本部シニア・フェローも、9月に入り夏休みから帰った投資家が戦略を考えるタイミングとみる。「相対的にいま日本株が非常に有利と弊社では考えている。グローバル投資家も同じような見方をしているのではないか」と述べた。

  金融株が高く、証券会社のアナリストが目標株価を引き上げた三菱UFJフィナンシャル・グループは約16年ぶり高値を付けた。前日の海外市場で原油先物が続伸し、鉱業や商社株の上げも目立つ。米インテルやデルの堅調な業績動向を好感し、電機や精密機器にも買いが入っている。

  前日の米国株市場では大型のテクノロジー株や優良株が高かった。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「米国でクオリティ株志向が高まる一方、国内でも企業改革期待が後押しする格好で高配当銘柄やバリュー株が強くなっており、それがこのところのTOPIXの相対的な強さにも表れている」と分析した。

  TOPIXは週間の上昇率が6月2週の3.4%を超え、ことし最大になる可能性がある。月間でTOPIXは連騰し、8月は8カ月連続で上昇した。

TOPIXの推移 | 高値更新

東証33業種

  • 東証33業種は全てが上昇
  • 鉱業が上昇率トップ

関連記事

  • インテルCEO、7-9月業績に 「好感触」-株価は上昇
  • デル、5-7月期売上高が 市場予想上回る-株価上昇
  • 前日の海外市況は こちらをご覧ください
    • ニューヨーク原油先物は2.5%高の1バレル=83.63ドルと6営業日続伸

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/iJpogDB
ビジネス

Bagikan Berita Ini

0 Response to "TOPIXが一時バブル崩壊後の高値、月初の買い-東証全33業種上昇 - Bloomberg - ブルームバーグ"

コメントを投稿

Powered by Blogger.