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米国株15時、ダウ続伸 一時870ドル超上昇 ロシアの停戦交渉参加で - 日本経済新聞

【NQNニューヨーク=戸部実華】25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、15時現在は前日比712ドル77セント高の3万3936ドル60セントで推移している。上げ幅は一時870ドルを超えた。ロシアがウクライナとの停戦交渉に応じる構えを見せ、紛争の長期化が避けられるとの期待が高まった。ハイテク株が買われた前日に続き、景気敏感株やディフェンシブ株にも買いが広がった。

ロシアは隣国ベラルーシの首都ミンスクに代表団を送り、停戦交渉に臨む用意があると伝わった。地政学リスクの高まりでダウ平均は23日までの4営業日で1800ドルあまり下落しており、短期的に売られすぎの水準だったとの見方が多かった。

個別では医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンや製薬のメルク、日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などディフェンシブ株への買いが目立つ。このところ下げ基調だった景気敏感株も買い直され、工業製品・事務用品のスリーエムや銀行のJPモルガン・チェースが高い。

米原油価格は下落しているものの、石油のシェブロンは大幅に上昇している。

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