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NY連銀製造業景況指数、5月はマイナス31.8に低下-予想マイナス3.9 - ブルームバーグ

5月のニューヨーク連銀製造業景況指数は約3年ぶりの大幅低下となった。受注と出荷の指数がそれぞれ急低下したことが影響した。

キーポイント
  • NY連銀製造業景況指数はマイナス31.8
    • 前月のプラス10.8から42.6ポイント低下
    • ブルームバーグ調査の予想中央値はマイナス3.9
  • 指数はゼロが活動の拡大と縮小の境目
Factory Activity in New York State Falls Most Since Early 2020 | New orders shrank by the most since the start of the year

上段:製造業景況指数、下段:新規受注指数

出所:ニューヨーク連銀

  景況指数は2021年半ばから大幅な変動が続いている。2-9日に実施された今回の調査では、事業環境が悪化しているとの回答が50%近くに上った。

  新規受注の指数は20年4月以来の大幅低下となり、年初来の低水準を付けた。出荷指数は40ポイントを超える低下。

  前月に20年以来の低水準に並んでいた仕入れ価格指数は、5月に上昇した。販売価格指数は前月からほぼ変わらず。

  雇用者数の指数は雇用者数が減少したことを示唆したが、前月ほど大きなマイナスにはならなかった。週平均労働時間の指数も縮小圏にとどまった。

  在庫水準は20年10月以来の水準に低下。受注残もマイナス圏に低下した。

  一方で将来に対する見方は比較的明るく、景況指数の見通しは3カ月ぶり高水準となった。新規受注と出荷の見通しもそれぞれ上昇ペースが加速した。仕入れ価格と販売価格の見通しはそれぞれ伸びが鈍化した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題: New York Manufacturing Index Plunges Most Since April 2020(抜粋)

 

(統計の詳細を加え、更新します)

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