宇都宮ＬＲＴ、乗用車と接触事故 開業以来３件目 - 産経ニュース

「ライトライン」の愛称が付いたＬＲＴの車両＝８月、宇都宮市

１７日午後２時４５分ごろ、宇都宮市陽東にある次世代型路面電車（ＬＲＴ）の停留場付近で、ＬＲＴが乗用車と接触した。乗客ら約１６０人と車側にけが人はいない。８月２６日の開業以来、事故は３件目。

県警によると、ＬＲＴは宇都宮駅を発車し、栃木県芳賀町方面に走行中、左側面と車の右側のミラーが接触した。車は右折待ちの列の最後尾に停車中で、当時は渋滞で列が長く、道路に斜線が引かれた導流帯（ゼブラゾーン）に止まっていたという。ＬＲＴは約３０分後に運行を再開した。

開業後相次ぐ事故に、県警や宇都宮市などは今月８日、緊急対策会議を実施。１１日には駅東口周辺で交通ルール周知の広報活動を実施したばかりだった。

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