FTXトレーディング前CEO 身柄NYに到着本格捜査か米メディア - nhk.or.jp

アメリカメディアによりますと、先月経営破綻した暗号資産の交換業大手、FTXトレーディングの創業者、サム・バンクマンフリード前CEOが、逮捕されたバハマからアメリカへの身柄移送に同意し、ニューヨークの空港に到着しました。これによって本格的な捜査が始まるとみられ、破綻の原因などが解明されるかが焦点です。

バンクマンフリード氏は、今月12日、アメリカ当局の要請を受けたバハマの捜査当局に逮捕され、これまでに詐欺や資金洗浄＝マネーロンダリングなど8つの罪に問われています。

アメリカメディアによりますと、バンクマンフリード氏は21日、バハマからアメリカへの身柄移送に同意し、その日の夜にニューヨークの空港に到着しました。

また同じ日、FTXトレーディングをめぐり捜査を続けてきたニューヨークの連邦地検は、バンクマンフリード氏とは別に、共同創業者など2人を詐欺にかかわった疑いで訴追し、2人とも容疑を認めていることを明らかにしました。

バンクマンフリード氏の身柄がアメリカに移送されたことで本格的な捜査が始まるとみられ、破綻の原因などが解明されるかが今後の焦点です。

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