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日本株は下落、新型コロナワクチンの接種遅れ懸念-景気敏感業種安い - ブルームバーグ

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26日の東京株式相場は下落。米国で新型コロナウイルスワクチンの接種ペースの遅れが懸念されたことから自動車や機械など輸出関連、海運など景気敏感業種に売りが先行している。半面、米テクノロジー株高や日本電産の好決算から電機の一角は堅調。

  • TOPIXは前日比5.29ポイント(0.3%)安の1856.71-午前9時10分現在
  • 日経平均株価は108円45銭(0.4%)安の2万8713円84銭

〈きょうのポイント〉

  • ファウチ氏、2度目の投与遅れについて 「懸念」-新型コロナワクチン
  • 米メルク、2つの開発プログラム 打ち切り-新型コロナワクチン
  • 米ナスダック総合指数や米S&P500種株価指数が 上昇、決算控えたアップルやマイクロソフト高い
  • 日電産、営業益予想を1550億円に 増額-車載向け好調やコスト削減

  大和証券投資情報部の石黒英之シニアストラテジストは「米国で新型コロナワクチンの接種ペースが鈍る懸念が出ていることは、自動車など景気敏感業種にマイナス」と指摘。その一方、「ワクチンに関する悪いニュースが出ても米国でテクノロジー株に資金が向かっていることは、それだけ投資家のリスク許容度が高いことを示している」と話していた。

  • 東証33業種では海運や輸送用機器、非鉄金属、機械、鉄鋼、精密機器は下落
  • 医薬品や電機、電気・ガスは上昇

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