28日の米ニューヨーク株式市場は、主要企業でつくるダウ工業株平均が大幅に下落し、前日より569・38ドル(1・63%)安い3万4299・99ドルで取引を終えた。米国の物価上昇が強まるとの見方や、前週に米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の規模縮小を決める方針を示してから早期に利上げするとの見方が強まり、金利が上昇。相対的に投資の魅力が薄れた株式が売られた。ダウは一時、600ドル超値下がりする場面もあった。米長期金