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TOPIXが小幅高、不動産や医薬高い-国内感染不安で下落の場面も - ブルームバーグ

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27日の東京株式市場でTOPIXは小幅上昇。ただ午前11時過ぎに下げに転じる場面があった。国内で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、不安が出ている。日本株をこれまで売り越してきた海外投資家の見直し買いは入っているものの勢いは弱い。

  • TOPIXの午前終値は前日比4.47ポイント(0.3%)高の1782.72
  • 日経平均株価は30円34銭(0.1%)安の2万6506円97銭

<きょうのポイント>

  • アストラ、コロナワクチンで新たな世界的試験を実施の公算- CEO
  • 三井不が東京ドームにTOBで最終調整、1000億円規模- 関係者
  • 米国では感謝祭後のブラックフライデーで年末商戦が本格化
  • 北海道できょう新たに250人規模の新型コロナ感染確認見通し-FNN

  北海道で新型コロナウイルスの新規感染者が250人規模となるとの見通しが伝わり、先物に売りが出る場面があった。新型コロナワクチン開発の進展やきょうから本格化する年末商戦を意識した見直し買いは続いていない。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、感染防止対策について「人々の個人の努力に頼るステージは過ぎた」と述べたと伝わったのも嫌気された。

  みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは、過去数日間で急伸した日経平均株価は200日移動平均線からのかい離が20%程度となり、「警戒感が出てもおかしくない。きょうの日本株はほぼ横ばい圏で推移するだろう」とみていた。

  もっとも東証1部で値上がり銘柄数は値下がりを上回る。業種別では不動産株の上げが目立つ。三井不動産による東京ドームTOBのニュースをきっかけに、大型住居ビルやオフィスビル開発の先行き期待が膨らんでいるという。アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャーは「大手不動産開発企業が保有する土地の価値に対して株価がディスカウントされている分が調整されている動き」と指摘した。

  • 東証33業種では不動産、精密機器、医薬品、非鉄金属、鉄鋼、電機、保険などが上昇
  • 輸送用機器、銀行、石油・石炭、電気・ガスは下落

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