債券相場は下落。先物市場のヘッジ機能低下への懸念から5年債入札はやや弱めの結果となり、引き続き相場の重しとなっている。先物は入札通過で下げ幅を縮めているものの、市場では23日の20年債入札に対する警戒感も出ている。
SMBC日興証券の奥村任金利ストラテジストは、「5年債入札は事前に低調と予想されていたが、想定通りの弱さだった」と指摘。「キャリー(期間収益)水準などの観点で実需の投資家需要は相応にあった」としたものの、「23日の20年債入札への不安感を払しょくするような結果ではなかった」との見方を示した。
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日銀は午前10時10分の金融調節で10年国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知。買い入れ利回りは、先物のチーペスト銘柄である残存7年程度の356回債で0.250%、364回債も0.250%とした。
5年債入札
- 最低落札価格は100円5銭で市場予想中央値と一致
- 応札倍率は3.17倍で2020年3月以来の低水準
- 小さければ好調を示すテールは3銭と前回の1銭を上回る
- 備考:5年利付国債の過去の入札結果 (表)
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