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大卒就職率22年春95.8% コロナ影響、2年連続低下 - 日本経済新聞

文部科学省と厚生労働省は20日、今春卒業した大学生の4月1日時点の就職率が95.8%だったと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が影響し大幅に低下した前年(96.0%)を0.2ポイント下回り、2年連続の低下となった。

就職率は就職希望者のうち実際に職に就いた人数の割合を指す。調査は全国の国公私立大62校から抽出した大学生4770人を対象に実施した。

今春の就職率を男女別にみると、男子(94.6%)は前年より0.4ポイント、女子(97.1%)は0.1ポイントそれぞれ下がった。文理別では文系が0.6ポイント低下の95.4%、理系は1.5ポイント上昇の97.4%で、理系の就職率の高さが目立った。

近年は景気拡大や人手不足を背景に就職率の上昇傾向が続き、2020年は98%で1997年の調査開始以来最も高かった。新型コロナの影響で新規採用を見送る企業が増えた21年の就職率は前年を2ポイント下回り、22年も回復しなかった。

文科省は「新型コロナの打撃が大きかった外食や観光業界の採用の絞��り込みなどが影響した」とみている。23年春卒業予定の大学生を対象とした採用説明会は3月に解禁され、運輸や旅行業界では新卒採用を増やす動きも出ている。

高校卒業者の就職率は21年と同じ97.9%だった。

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