東京株式相場は続落。米株安を受けて、海外での新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染対応による悪影響へ投資家の視線が向かった。空運や陸運といった経済再開関連が安い。米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が安く、半導体関連も下落している。日本時間で今晩の米消費者物価指数の発表を前に買い控えるムードも出ている。
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市場関係者の見方
丸三証券の服部誠専務
- オミクロン変異株の重症化は避けられそうだとの報道や中国の預金準備率引き下げ、先物の特別清算値(SQ)に伴う買い戻しが一巡した
- 材料が乏しくなった中で、年初来上昇率の大きいTOPIXコア30銘柄の利益確定目的の売りが出ているようだ
- 今晩の米消費者物価指数(CPI)発表に加え、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、国内の機関投資家は動きづらい状況になっている
東証33業種
下落率上位 | サービス、精密機器、空運、医薬品、ゴム製品、情報・通信、陸運 |
上昇率上位 | 保険、金属製品、鉱業、証券・商品先物、その他製品、建設 |
背景
- ロンドン金融街は再びゴーストタウンに、ドイツ銀など在宅勤務を指示
- 中国恒大に初のデフォルト認定、フィッチが「一部債務不履行」に
- 【 米国市況】株反落、オミクロン対策が経済に及ぼすリスク意識
- ドル・円相場は1ドル=113円台半ばで推移、前日の日本株終値時点は113円63銭
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