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今日の株式見通し=急反落、金利上昇と米株安を警戒 日経平均3万円割れ - ロイター (Reuters Japan)

[東京 26日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、大幅反落が想定されている。前日の米国株市場では、米長期金利の上昇を警戒して主要3指数がそろって大きく下落。日本株市場でも、日経平均は3万円を割り込む見通しだ。値がさのハイテク株を中心に利益確定売りが出やすく、軟調な相場展開が予想されている。

日経平均の予想レンジは2万9400円─2万9900円。

米国株式市場は主要3指数がいずれも下落して取引を終えた。米国債利回りの上昇を受けてテクノロジー関連株が圧迫され、ナスダック総合の下落率は過去4カ月で最大となった。

米10年債利回りは一時、1年ぶり高水準となる1.614%まで上昇。投資家の間で一部のグロース株のバリュエーションを巡る懸念が高まり、利食い売りが出た。

きょうの日本株市場は、米株安と金利上昇を警戒し、大幅反落となるとみられている。このところの金利上昇について市場からは「景気回復期待による良い金利上昇」との声も聞かれていた。ただ、「景気回復期待をもとにゆっくりと金利が上昇していくのは許容範囲だが、(上昇の)ペースが速く、引き締めが早まるとの警戒感も広がっているようだ」(三井住友DSアセットマネジメントのチーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏)という。

前日の米国株市場では、米長期金利上昇が嫌気され、ハイテク株を中心に売りが膨らんだが、「日本株市場でも値がさのハイテク株や主力銘柄で利益確定売りが出やすく、相場の重しとなりそうだ」(市川氏)との見方も聞かれた。

主なスケジュールでは、国内では1月鉱工業生産速報(経済産業省)、1月商業動態統計(経済産業省)などが公表される予定。室町ケミカルがジャスダック市場に、colyがマザーズ市場にそれぞれ新規上場する予定。

海外では、米国で2月ミシガン大消費者信頼感指数確報値が公表される予定となっているほか、G20財務相・中央銀行総裁会議がオンラインで行われる予定。

前営業日終値 年初来高値 年初来安値

日経平均      30168.27 30714.52 27002.18

+496.57 2021年2月16日 2021年1月6日

シカゴ日経平均先物3月限 29620(円建て)

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